一般社団法人日本ワーキングホリデーネットワーク

イギリスYMSビザ申請

イギリス YMSセミナー
イギリス YMSセミナー

Youth Mobility Schemeビザ審査

ビザ審査
Visa Examination

YMS申請書の提出時の注意点

来館の際には、受付予約の参照番号(Reference Number)が記載された Appointment Details ページのプリントアウトも持参してください。

よくあるミスや記入漏れについて、ビザ申請センターのスタッフがアドバイスしたり指摘したりしません。

注意:ビザ申請センターの受付スタッフの申請チェックが必要な場合は有償になりますが、このビザ申請センターの申請書類チェックサービスは、申請項目の正誤やアドバイスがあるわけでなく「書類が揃っているかどうかをチェックするもの」です。記入内容は確かめませんし、書類の書き方の相談も出来ません。また修正を指摘されるものでもありません。YMSの場合は、資金証明とパスポートだけで提出書類が少ないのでサービスの必要性がありません。

書類をホッチキスで束ねてはいけない

スキャンして電子化されるため、提出する書類をクリップやホッチキスで留めてはいけませんまた、不誠実な対応に(くしゃくしゃになってシワができたり、折れ曲がったり、破れたり、汚れたり、一部が切り取られて無くなっていたり)すると嫌疑が生じて審査に大きく影響します。

スキャンの妨げになるので、一度ホッチキスで留めしたものは外して提出します。

日本の役所からの公文書や銀行からの資金証明にありがちですが、日本には割印(2つ以上の文書にハンコをまたがるように押すこと)という習慣があります。しかし、英国にはハンコを押す文化自体無いので、ホッチキスを外して割印を分割して提出しても問題ありません。むしろホッチキスを外して分割しないと、折れ曲がったり影が出来てしまい、1枚ずつ正しくスキャンができません。

おしらせ

※広告ではありません。

英国ビザ審査の流れ

ビザの受付は英国ビザ申請センター(VFS Global東京・大阪)、ビザ審査は英国のシェフィールド(Sheffield)、パスポートチェック及び発給 (Issuing Authority) は在マニラ英国大使館(フィリッピン)で行われています。なお、VFS GlobalはUKVI(UK Visas and Immigration)からパスポートの受付業務を委託されている民間企業であり政府機関ではありません。

英国ビザ審査の流れ

英国ビザ書類受付のおしらせメール

英国ビザ申請センター受付後、英国のシェフィールド(Sheffield)の「ビザ決定センター(UKVI Decision Making Centre)」から受付(審査開始)のおしらせメール(英語)が送られてくる。

UKVI Decision Making Centreから届くメール文面

Your online application has been received at the UK Decision Making Centre. Your application is currently being prepared for consideration by an Entry Clearance Officer.
If you have made a Settlement application.........

このお知らせは、YMSに限らず、英国ビザを申請した申請者に全て同じ内容となります。これは“申請書を確かに受け取りましたという趣旨と、 もし定住者(Settlement)なら直接UKVI(HOME OFFICE)へ書類を郵送ください”という内容です。

永住・定住者(Settlement)は、オンラインと郵送の両方でビザ申請を行う必要がありますが、YMSや学生ビザは非定住者(Non Settlement)になりますので、If以下の記載内容は関係ありません。

このメールが届き、一旦申請書が受理されると、たとえ些細な不備や不足があっても、基本的にメール等で書類の追加や修正を求められることはありません。

ただし、場合によっては「ビザ決定センター(UK Decision Making Centre)」から追加書類の提出を促す連絡があります。例えば、資金証明の通帳において最終残高部分のスキャン書類を添付忘れた時など、まれに優しいビザ審査官に当たった場合は、書類の追加が可能になる場合があります。

パスポートの受領について

審査完了は、英国のシェフィールド(Sheffield)の「ビザ決定センター(UKVI Decision Making Centre)」からメールで連絡が届きます。

英国ビザ申請センターにて直接受け取る方法

通常一定の手順に従って審査された申請書類は、審査終了後、英国ビザ申請センターにて受け取る事ができます。この際は予約が不要で、決められた時間帯に来館するだけでかまいせん。

  • 基本的にパスポート受領ができるのは申請者本人だが、旅行会社、ツアーオペレーター、友人、親族がそれを受け取る事も可能。
  • 申請時にビザ申請センターがスタンプを捺印したコピーを渡すので、パスポート受領の際は、このスタンプが押されたパスポート顔写真ページのコピーを持参する。
  • 代理人受領の場合には、引換え用の捺印が押された顔写真ページのコピーと申請者本人の署名が記された委任状、また代理人の方の写真入身分証明書のコピーを必ず持参する。
  • また、パスポートと必要書類の原本を宅配便サービスにて返却することも可能。希望する場合は申請時に窓口で申し込む。
郵送にて受け取る方法

郵送も可能なので、郵送を希望する場合は申請時に窓口か予約時にオンラインで申し込む

  • パスポートを郵送で返却希望の場合は
    英国ビザ申請センターの郵送サービス
    (料金は 宅配サービス 1700円 【2023年8月現在】)。

※おつりが無い場合があるので、小銭を多めに用意しておく。

ビザ申請センター(VFS Global)は政府機関ではありませんのでビザについてあまり詳しくありません。営利目的の民間の会社なので、窓口でいろいろ有料サービスをセールスされますが購入を断っていただいて問題ありません。有料サービスの有無はビザ審査に影響しません。

※サービス名の勘違いに注意ビザ申請センターの申請書類チェックサービスとは、申請項目の正誤やアドバイスの事でなく「書類が揃っているかどうかをチェックするもの」です。記入内容は確かめませんし、書類の書き方の相談も出来ません。また修正を指摘されるものでもありません。YMSの場合は、資金証明とパスポートだけで提出書類が少ないのでサービスの必要性がありません。

審査期間は約3週間

YMSビザ審査にかかる時間

  • 審査期間は15日としているが、時期によっては7日~21日と幅があるので注意が必要。(たとえ有償5日返却サービスを選択しても、審査し忘れなどの事故が起きて一か月以上かかる被害も実際起きているので必ずしも特急になるとは限りません。)欧州のバカンスシーズン(6月~9月)や年末(12月)は混む傾向があります。
  • 1週間の定義は5稼働日のみとなり、必ず休日リスト(東京 | 大阪)を確認のうえ、審査期間を考慮して来館を行うこと
  • 英国渡航の少なくとも一ヶ月程度前に来館して申請すること
  • ビザの発行が確実になる前に航空券購入はしないこと

政府への問合せと苦情

英国ビザ申請センターや英国政府への苦情・クレーム(無料)

ビザ申請センターには直接問い合わせが出来ませんが、UKVI(英国政府)にはオンラインで苦情連絡が無償でできるようになっています。

申請料金の返金に遅延が生じている場合などに活用できます。

Complaints procedure (UK Visas and Immigration)

※注意事項:質問の問合せ先ではなく「苦情」の申し立て先で、基本的に返答はありません。苦情は必ず英語で行ってください。

英国ビザ申請センターや英国政府への質問・問合せ(有料)

英国政府への質問は有料になっています。YMSガイダンスに記載のあるマニュアルどおりの応対になり、申請方法や個人的な質問は受け付けていません。また、YMSガイダンスに記載が無い日本人のYMSの取り決め(日本人は抽選で選考されている事など)については熟知しておらず、的確な回答は得られません。親切でないことを質問者は予め覚悟しておく必要があります。同じ質問に対するやり取りには課金されません。

Contact UK Visas and Immigration about your application

※注意事項:この問合せ先ですが、対応するのは英国政府ではなく、英国政府に委託された民間の企業(Sitel UK Ltd)になります。質問は必ず英語で行ってください。

英国政府への質問についての注意点はワーホリネットの記事にて確認ください。

次のページは:Youth Mobility Scheme入国審査

Last update : 2024-8-9