婚約者のスポンサーの場合はカナダ人スポンサーの経済力は他のファミリークラスの場合と同様に最低収入額(Low
Income Cut Off)を満たす事が要求されます。過去12ヶ月の収入証明が必要です。ここが婚姻の場合と異なる点です。個人的な事情は色々とあるでしょうが、婚姻の場合の方が条件的には有利だと思ってください。
Human Resources Development Canadaから発行されているNational
Occupational Classificationという資料を参照すると、それぞれの職種に関する定義付けが説明されています。必要な教育、職業訓練、学歴のレベル、資格の有無、その他です。又、仕事内容は仕事のタイトルで判断するのでは無く実際の内容で見てゆきます。又、自分の仕事の一部にその様な業務が含まれているだけではなく、仕事の中心が概当しなくてはなりません。該当職種に於いて申請する為には経験が最低1年ある事が条件です。
もし、自分の専門職がこの表に載っていない場合でもカナダ人雇用主が雇用の意図を示し、仕事のオファーをカナダ雇用センターが認めれば申請する事が出来ます。このプロセスはemployment
validationと呼び労働ビザの所でも説明しました。この場合、点数査定上の項目の一つ、カナダでの雇用先(arranged
employment)という項、及び職(occupation)の項で満点の点数が与えら(合計20点)、合格するチャンスが大きくなります。
3)ETF(Edcation Training Factor)職種に応じて必要な学歴、教育、訓練程度を表したもの。最高は18点(17点)で、大学院卒が要求される場合に与えられます。15点は大学卒又は専門学校、カレッジが必要な場合です。7とついているものは高校卒と一定の経験が一般的に必要です。
General Occupations List(指定職種表)にETF点数も載っています。現在のものは1997年5月に改訂された分がまだ有効です。
6)語学力(Knowledge of English and French
language)
最高は15点です。英語かフランス語のどちらかを第一公用語として選び最高は9点です。第二公用語の最高は6点です。それぞれ話す、読む、書くで第一公用語はfluentで3点づつ(合計9点)wellで2点づつ(合計6点)です。第二公用語はそれぞれ2点と1点づつで、合計は6点、3点です。以上の点数合計が6点以上の場合はその合計点をそのまま語学力点として使用します。合計が2点から5点の場合は語学力点は2点と採点します。